10月25日号の外食日報は

●居酒屋企業が忘年会シーズンに向け動く

居酒屋などのアルコール業態にとって1年で最も大きな商戦期になる忘年会シーズンに向けた宴会予約の獲得競争がスタートしている。早期の宴会予約をした際に割引やプレゼントなどの特典が付く「早割・早得」の仕掛けも活発で、物価高の情勢でどう消費者の心に響くかがポイントの一つ。行動制限も時短営業要請もない通常の環境に戻ってから初の忘年会に沸いた昨シーズンを上回ることができるか、各社の取り組みが注目される。

●「スシロー」のF&LC、国内グループの全社員給与を平均6%引き上げ

寿司チェーン「スシロー」や寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」などを展開するFOOD & LIFE COMPANIES(以下、F&LC)は、国内グループの全正社員約2900人を対象に平均6%の給与引き上げを決めた。

●オイシーズGが「金子半之助」天ぷらめし業態で新店

天丼店「日本橋 天丼 金子半之助」やつけ麺店「つじ田」、ラーメン店「中華そば専門 田中そば店」などをグループで展開するオイシーズ(東京・神保町、工藤智社長)の傘下で、「金子半之助」ブランドの天丼・天ぷらめし業態などを運営するバイザ・エフエム(同、大塚大介社長)は27日、東京・人形町に「日本橋 天ぷらめし 金子半之助」の3店舗目となる日本橋人形町店をオープンする。天ぷらめし業態は…