10月11日号の外食日報は

●サイゼリヤは来期の国内成長段階入りへ基盤固め

イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」を展開するサイゼリヤは、国内事業について来期(26年8月期)からの新たな成長ステージ入りを目指す。そのため今期(25年8月期)は「成長に向けたビジネスモデルを確立する期になる」(松谷秀治社長)とし、人材教育をはじめとした運営体制の強化など、店舗収益力の磨き込みに注力する

●ボリューム訴求のガッツリメニューで客層拡大図る動き

ハンバーガーやラーメン、丼ぶりなどの食事業態で、「ガッツリ」や「ボリューム」をキーワードとした期間限定メニューの投入が続く。食欲の秋を迎える中、新たな客層にもアプローチする商品を各社が開発。初の商品企画に乗り出すチェーンもあるなど、インパクトのある取り組みもみられる。

●野村不動産が22施設目となる「GEMS立川」開業

野村不動産と野村不動産コマースは11日、都市型商業施設「GEMS立川」を開業する。野村不動産が京都で運営するホテル内の飲食店を手掛けている縁から、立川市を中心に全国に飲食店を展開するMOTHERS(保村良豪社長)との共同プロデュースで開発。多摩エリア初で同ブランド22施設目となる。