4月19日付の外食日報は

●SFPホールディングス 今期は収益体質強化を

SFPホールディングスは今期(20年2月期)、いったん守りの姿勢を取る。「『現場力』を高める」(佐藤誠社長)として出店を抑え、不採算店閉鎖も進めて人材を既存店に集中することで収益体質を強化する。一方、新構想の下でM&A(企業の合併・買収)による攻めの戦略も進めるなど、中期での高成長をにらんだ取り組みに力を注ぐ。

●ファーストキッチン 朝食時間帯活性化へ新たな一手

ファーストキッチンは18日、「ウェンディーズ・ファーストキッチン」と「ファーストキッチン」の両ブランドで、モーニングメニューをリニューアルした。従来よりも「手軽に食べられるメニュー」(同社)として、新たに開発したパン「ふわっとコッペ」で具材を挟んだ5品を拡充。新規顧客を含めた客数の増加につなげ、朝食時間帯の売上高を従来比2割増に引き上げたい考えだ。

●アトム 「ステーキ宮」でサラダバー導入

コロワイドグループのアトムは、東海地方や北関東を中心に145店舗を展開する「ステーキ宮」で、サラダバーの導入を拡げる。利用客の要望を受ける形で今年1月からテスト導入を開始し、既に約50店舗が導入。東海をはじめとした各地の店舗で実施した検証では、「概ね好評」(同社)な手ごたえが得られたことから、5月末までにほぼ全店となる135店舗で導入することを決定。ほかの10店舗についても導入を検討する。