4月18日付の外食日報は

●ドトール・日レスHD フルサービス喫茶業態を強化

ドトール・日レスホールディングスは今期(20年2月期)、フルサービス喫茶業態の展開を積極化する。新業態「ドトール珈琲農園」の多店舗化、主要業態に育ってきた「星乃珈琲店」の継続的な出店を行う。「ドトールコーヒーショップ」をはじめとした既存業態での安定的な収益確保と併せ、業績の拡大につなげる。

●セブン&アイ・FS 「デニーズ」リブランドの新店

セブン&アイ・フードシステムズは19日、東京・幡ヶ谷に「GranDiner HATAGAYA PRESTIGE(グランダイナー幡ヶ谷プレステージ)」をオープンする。主力業態「デニーズ」のリブランドに関する実証実験として、昨年12月に立ち上げた「Denny’s Diner 八雲店」(東京・自由が丘)に次ぐテスト業態の2店舗目。利用客の声や反応を検証しながら、3店舗目までにモデルを固め、「デニーズ」に続く新たな成長エンジンへの育成を目指す。

●DDHD 3年以内の営業利益率7%を目指す

DDホールディングスは、19年2月期に4.2%だった売上高営業利益率を、3年以内に7%にする中期目標を掲げた。17日に都内で開いたDDホールディングスグループコンベンション(社員総会)で、鹿中一志営業統括グループCOOが発表した。鹿中氏はグループ会社の相互補完と相乗効果により、「非アルコールの単一多店舗チェーン業態ではない我々にとっては限界を超える数値だが、大胆かつ劇的に行動することで達成していきたい」と話した。同会には、グループ社員や来賓など2350人が来場した。