4月17日付の外食日報は

●コメダHD 既存店の強化に力を注ぐ

コメダホールディングスは「コメダ珈琲店」で今期(20年2月期)、商品力の強化と接客を通じた顧客満足度の向上、地域を主体とした営業活動の推進などに力を入れることで既存店を強化する。10月の消費増税に向けて「(店舗での)体験価値を高めておく」(臼井興胤社長)との考えもあり、着実な出店と併せて継続的な業績成長につなげる。

●サイゼリヤ 新業態の育成で新展開

サイゼリヤはこのほど、東京・日本橋で展開するエスプレッソとパニーニのカフェ「リフレスカ 明治座前店」を、フレンチトースト中心の店に刷新した。卵黄のコクが特徴のものなど4種の生地を用意し、巻いて仕上げるフレンチトースト「fロール」と、りんごなどのスプレッド(4種)を組み合わせる〈fロール&スプレッド〉税込400円を看板とする。

●ゼンショーHD 共通ポイント3種を一気に導入

ゼンショーホールディングスは7月から「すき家」や回転寿司「はま寿司」、ファミリーレストラン「ビッグボーイ」などで順次、複数の共通ポイントサービスを導入する。既存のゼンショーグループの共通電子マネー「ZENSHO CooCa(ゼンショークーカ)」に加え、楽天ペイメントの「楽天スーパーポイント」、ロイヤリティ マーケティングの「Ponta ポイント」、NTTドコモの「dポイント」を導入し、「ゼンショークーカ」を含む4種類のポイントの中から利用客がほしいポイントを選んで貯めることができるようになる。