9月12日号の外食日報は

●従業員の「多様性」受け入れる動きがじわり拡大

近年、外食企業で従業員の「多様性」を受け入れる動きが徐々に広がっている。学生や外国人材、主婦層など、年齢や国籍を問わず幅広い人材が店舗運営に従事する中、それぞれの価値感を尊重し、ポジティブにいきいきと働ける環境づくりの一環で取り組んでいるもの。スーパー・量販店などの大手小売りチェーンでも同様の動きが見られる中、外食で多様性の受け入れによって採用面でのプラス効果が出ている企業などがみられる。

●トリドールHDが「肉のヤマ牛」の中国展開を本格化

讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」をはじめ多業態を展開するトリドールホールディングスが、切りたて牛肉専門店として牛肉の丼を中心に提供する「肉のヤマ牛」で、中華圏での本格展開に進んだ。香港でのポップアップショップの好調を踏まえてこのほど

●24年12月期2/4期決算③減収や赤字の企業は2社

外食関連上場企業による24年12月期第2四半期決算において、対象9社(国際財務報告基準企業は除く)中、本業のもうけを示す営業損益ベースで7社が増収で増益もしくは黒字だった。その半面で、ステーキ店「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスは減収黒字で…