4月16日付の外食日報は

●吉野家HD 「吉野家」のモデルチェンジを本格化

吉野家ホールディングスは今期(20年2月期)から、「吉野家」の新型店舗「キャッシュ&キャリー店舗」の展開を積極化する。約3年をかけて準備を進めてきた、生産性向上などを目指す新たなサービスモデルへの改装に本腰を入れるもので、中期的な業績回復、成長局面入りを見据えて収益体質の強化を図る。

●TBジャパン 「タコベル」のモデル多様化

JFLAホールディングスの子会社であるTBジャパンは、米国発のメキシカン・ファストフード業態「TACO BELL(タコベル)」の出店モデルを多様化している。初のテイクアウト販売専門店として3月に立ち上げた「東京ドーム売店」(東京・水道橋、「東京ドームグルメストリート」1F三塁側コンコース内)に続き、今月17日には初のフードコート店舗を神奈川・横浜の商業施設「Northport Mall(ノースポート・モール)」内にオープンする。以前から掲げている日本市場での店舗拡大に向けて、出店モデルや立地に関する「バリエーションを探っている」(TBジャパン)状況にある。

●トリドールJ ソフトバンクとのコラボレーション実施

トリドールホールディングス傘下で讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」の国内展開を担うトリドールジャパンは5月10日から、ソフトバンクのスマートフォンユーザー限定のキャンペーンを実施する。ソフトバンクが16年から自社サービス加入者を対象に不定期で実施している、特定月の特定日に外食店の該当メニューを無料で提供する「SUPER FRIDAY」キャンペーンに初めて参加するものとなる。