4月10日付の外食日報は

●盛り上がる公式アプリ活用

この春、外食各社が自社ブランドの公式スマートフォンアプリに注力している。新規立ち上げが相次ぐほか、既存のものを強化する向きも目立つ。アプリが利用客の増加だけでなく囲い込みにも寄与する点が注目されており、有力な営業ツールとして今後も活用する動きが盛り上がる公算がある。

●アトム北海道 焼肉「カルビ大将」を相次ぎ出店

コロワイドグループのアトム北海道は、テーブルオーダー式の焼肉食べ放題業態「本格焼肉 カルビ大将」(以下「カルビ大将」)の出店を道内で拡大している。昨年9月に道内再進出の形でオープンした「名寄店」(北海道・名寄)に続く形で、4月9日に「帯広店」(北海道・帯広)をオープンし、同18日には「岩見沢店」(同・岩見沢)を出店する予定。3店舗すべて、居酒屋「甘太郎」からの業態変更となる。

●マクドナルド 「店舗体験」向上に注力

日本マクドナルドは、クイックサービスレストランとして従来よりもワンランク上のサービスの実現を目指す「未来型店舗体験」の提供店舗を拡大している。今年1月からテスト導入していた沖縄県内の「マクドナルド」に続いて、10日からは静岡県内の75店舗で開始することが決定。導入店舗での状況を検証しながら、今後も順次実施店舗を拡げる考えだ。