4月5日付の外食日報は

●木曽路 大衆酒場に参入

木曽路は4日、初の大衆酒場業態となる「酒場 大穴(ダイアナ)」(以下、「大穴」)を東京・人形町に立ち上げた。穴子をメイン食材に据え、家族でも楽しめる「新型大衆酒場」を掲げて差別化を図っており、今後、多店舗展開を行う。成長戦略に掲げる、しゃぶしゃぶ業態以外の収益の柱作りが前進している。

●セブン&アイ・FS 「デニーズ」でマンゴーデザート

セブン&アイ・フードシステムズは「デニーズ」で9日から、「マンゴーデザートフェア」を実施する。6月上旬までの期間限定。旬のフルーツを使用したデザートの展開をブランドの持ち味の一つとするなか、この時期に展開しているマンゴーは昨年に過去最高の売上を出した商材。今年は「デニーズ」45周年記念メニューも投じてラインナップを強化しており、成果拡大を目指す。

●コメダ 今期もデザートセットを訴求

コメダホールディングス傘下のコメダは10日、「コメダ珈琲店」で春夏向けの新作ケーキ4品を投入する。9月初旬までの期間限定。同業態では16種類のドリンクとケーキなどの対象デザートを組み合わせて注文すると特別価格になるセットメニュー〈Ms.コメダの選べるデザートセット〉(税込750円または同800円、店舗により異なる)を前期(19年2月期)から導入し、集客増につなげている。今回の新作ケーキは同セットの対象であり、秋冬向けと入れ替えでラインナップするもの。今期(20年2月期)も同企画を訴求する姿勢を明確にした形だ。