●競争激化の夏休み商戦へ早々に仕掛ける
夏休み期間入りが近づき、外食各社でも夏休みの需要獲得を意識した企画が相次いで出始めている。夏休み期間は連日のファミリー需要も見込める大きな商戦期だが、今年は暑さが集客のネックにもなりうる。それだけに集客競争は激しさを増してくる公算が大きいといえ、足早に仕掛ける動きが活発になっている。
●ビー・ワイ・オーが「おだしうどん かかや」で関西進出
居酒屋業態「和食・酒 えん」や定食店「おぼんdeごはん」など多ブランドを展開するビー・ワイ・オー(東京・池袋、中野耕志社長)は18日、兵庫・西宮にうどん店「おだしうどん かかや」(以下「かかや」)の西宮ガーデンズ店をオープンする。関東と愛知県に計6店舗を展開する「かかや」初のフードコート内店舗で、関西エリアへの出店も同ブランド初。15日まで営業予定の「チーズカレーお出汁うどん EN」からの業態変更によりオープンする。
●ロッテリア、「ゼッテリア」1年弱で10店舗体制に
ゼンショーホールディングス傘下のロッテリアは4日、「ロッテリア」の進化版業態として展開するハンバーガーチェーン「ゼッテリア」のイオンモール多摩平の森店を東京・日野にオープンした。同店のオープンにより、23年9月に「ロッテリア」からの業態変更で同・田町に1号店を立ち上げた「ゼッテリア」が全10店舗体制となった。