6月28日号の外食日報は

●ファミレスやカフェで「夏の桃」商品の提案広がる

外食チェーンで桃を使ったデザートやドリンクの提案が活発化している。一般的に7月初旬ごろから旬を迎える桃は、果汁の瑞々しい味わいやメニューにした時の見た目の爽やかさなどもあってこの時期の定番。桃を使ったソースやクリームも用いた「桃づくし」のメニューも見られるなど、各社の商品開発にも力が入っている。

●24年3月期決算② 増収減益・赤字は6社

上場外食関連企業の24年3月期決算では集計対象46社(国際会計基準採用企業や、連結決算への移行などから比較がない企業除く)のうち、6社は増収も本業のもうけを示す営業損益ベースで減益もしくは赤字だった

●5月の既存店 前年同月のアフターコロナ突入でハードルは高く

上場外食企業の24年5月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。前年同月比で増収としたのは集計対象の82%にあたる46社だった。前年の5月は8日に新型コロナが「5類」に移行するとともに行動制限が解除され