6月5日号の外食日報は

●グルメ杵屋はレストラン事業強化などにより前期に続く増収増益へ

うどん店「杵屋」やそば業態「そじ坊」などを展開するグルメ杵屋は今期、主力であるレストラン事業の強化などにより、前期に続く増収増益の確保を目指す。回復基調にある機内食事業の底上げや、海外人材の紹介・派遣などを手掛ける新規事業にも取り組み、業績の継続成長につなげる。

●小田急RSが「いまがわ食堂」FC店の運営を本格化

小田急グループの飲食事業会社で、小田急線沿線を中心にそば店「箱根そば」などを展開する小田急レストランシステム(小田急RS)は6日、神奈川県大和市の大和駅前商業施設「小田急マルシェ大和」に、生サバの丼などが楽しめる「いまがわ食堂 大和店」をオープンする

●くら寿司が全社員対象に月額基本給10.73%引き上げ

回転寿司チェーン「くら寿司」運営のくら寿司は、24年6月1日に給与改定を行い、全社員約1800人を対象に月額基本給3万円の引き上げを実施した。ベースアップ(賃上げ率)は10.73%。全社一律のベースアップは初となる。