4月5日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

より地域に求められる店作り追求へ
創業100年に向けて組織・教育も

福しん代表取締役 高橋 順 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★トップ記事

大注目!!
有名ブロガー3氏がトレンドや店を本音で語る
我々はこんな店に行きたい!!

M三郎
(写真1)【三代目 脇彦商店本店】は、焼肉店なのにビールなどのアルコール類を一切置かない店。酒類を全く置かない焼肉店はおそらく日本初ではないか。私はビール好きなので最初は驚き、「ありえない」と思った。
しかし2018年10月のオープン前には、既に2000人の予約が入っていた。「そうか、世の中にはお酒を飲まない人もたくさんいて、そういう人も居酒屋や焼肉店に行きたいのだ」と納得した。18年12月までに来店した人は無料で会員になれたが、1月も予約で一杯だった。
アルコールなしなど、他店が真似するにはなかなか勇気がいるし、参考にならないかもしれないが、「会員制」「人がやらないことをする」「ちょっとプレミアムなもの」がいま流行るという好例といえる。
6000円と8000円のコースしかなく、コンセプトは「酔っ払わずに、最後までお肉と向き合ってください」という証を渡すといっていたが、予約でいっぱいだったため、3月まで会員証を渡す期間を延長した。
お肉の質もいい(写真4)。チャンピオン牛を出されて、「あなたのためにこれを出しました」と言われると、いい気分になる。おかみさんのキャラも良くて、めちゃめちゃ面白い。いっぱい話しかけてくるので、楽しい気持ちになる。

M三郎
 (写真5)【とらいち】は会員制の焼肉店で、入口もわからないような店。雰囲気は高級もの。黒ウーロン茶とルイボスティーは無料で飲み放題。炊きたてのご飯も無料で食べ放題(写真2)。心配なのは利益が出るのかということ。安くはないが、薄利多売だ。
アルコールで利益を取らない分、3回転しっかり回す。約50席で①17時~②19時~③21時~の3回転。向こう何カ月も予約でびっしり。僕も行ってみて新鮮だった。お酒を飲んで寝ないって、なんか変な感じがして(笑)。だいたい飲むと寝るので(笑)。

 プーさん
 【三代目 脇彦商店本店】さんは、私のようにお酒を飲まない人にはいい。女性客もたくさんいた。

 なおちぇん
 (写真3)私も強くはないが、お酒は好きな方なので、最初は「えーお酒なし?」と思った。お酒は利益を出せるところなので、私もやっていけるのかとも思った。ただ、見せ方もうまい。インスタの告知もオープン前からしていて、フォロワーの獲得の仕方も勉強していて上手だ。会員も年内中に会員で、特別感がある。会費は3万円。高くても本当にいいものにはお金を払う人が増え、高級志向が進んでいる。しかしロスが出たら大変だし、お店側の方が「高すぎる」と勝手に思い込んでいる節があるのではないか。
高級化は本当に進んでいる。例えば……

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