5月15日号の外食日報は

●25年2月期業績は全体の8割の企業が前期超えを予想

株式を公開している外食関連企業の25年2月期業績予想、および24年8月期業績予想が出そろった。2月期決算企業では、集計対象の8割が営業利益ベースで増収増益もしくは増収黒字を目指す。前期がアフターコロナで「全面復活」となったために高まった成長のハードルに、多くの企業がチャレンジする1年となる。

●ファーストキッチンがモーニングメニューを一新

ファーストキッチンは20日、ハンバーガーチェーン「ファーストキッチン」のモーニングメニューを一新する。モーニングメニューは「ファーストキッチン」全43店舗(10日時点)のうち、駅前立地の専用喫煙室を設けた店舗を中心に全7店舗で取り扱っているもの。今回のメニューリニューアルによって朝食時間帯の底上げにつなげる。

●サントリーが「日本ワイン」のブランド発信と品質向上に注力

サントリーは、国産ぶどう100%を使用して国内製造された「日本ワイン」の魅力発信と一層の品質向上に取り組む。「すべては畑から」の考えの下、「水と、土と、人と」をコンセプトに22年に立ち上げた日本ワインブランド「SUNTORY FROM FARM」の新製品発売や、新たな醸造棟建設などに取り組む。