4月25日号の日本外食新聞は

徹底したデータ分析基にした経営で
3年で50店舗目標に地方へ出店攻勢

おすすめ屋 代表取締役CEO 加藤 誠庸 氏

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各70品食べ飲み放題2H2200円の衝撃
安さの秘密は一体どこにあるのか
若者に人気の《おすすめ屋》が熱い!!

徹底的なデータ分析、効率化で
コスト圧縮し利益あげる戦略を

料理70品・ドリンク70品を楽しめて2時間2200円というビジネスモデルが若者に刺さり、人気を博しているのが東京や神奈川、大阪などを中心に18店舗展開する居酒屋「おすすめ屋」だ。
原材料費・人件費共に高騰する中、この低価格にもかかわらず全店舗黒字を達成しているという同社。なぜ、若者にウケているのか。そして、この価格でも成り立つビジネスモデルのカラクリは一体どこにあるのか。「おすすめ屋」を徹底解剖する。

今年2月にオープンした《おすすめ屋 渋谷道玄坂店》内観

空中階&スケルトンは
目的来店で集客見込む

おすすめ屋代表の加藤誠庸さんはかつて飲食店向けのコンサルタントとして働いており、その時に大手居酒屋の食べ飲み放題メニューを研究し、「データ分析を経営に導入すればもっと効率的に売上をあげられるのではないか」と考え、2015年、東京・八王子にあった「和民」の居抜きに第1号店となる「おすすめ屋」をオープンした。

なぜ八王子にしたのか聞くと、「大学が多く、ターゲットとなる若年層の来店が見込めると踏んだため」という。八王子エリアには拓殖大学や中央大学など13のキャンパスがある。
しかし居抜きのため効率的な店内設計が難しく、また飲食経営の実務については未経験だったため、焼き鳥やチーズオムレツといったオペレーションの重いメニューを多く揃えてしまった。原価率も43%と高く、50坪・100席で税別月商800万円を売り上げるも「利益はトントンだった」という。

その後、好立地でさらに家賃の低い物件へ移転したものの、コロナ下で多くの大学がオンライン授業になり、コロナ後も客足が戻らずやむなく閉店した。

「おすすめ屋 八王子店」を運営しつつ、約3年にわたりメニュー構成や動線の見直しなど試行錯誤を繰り返し、ビジネスモデルの確立に取り組んだ結果、「空中階&スケルトン」という成功条件が導き出された。加藤さんは言う。

「飲食業界では空中階は不人気な一方、路面店に比べて家賃が安い。また…

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★オープン
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連載

印束義則の繁盛店実況中継 87-2
東京・大山/《Naocino(ナオチーノ)》

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