4月24日号の外食日報は

●リンガーハットは前期黒字化からの業績本格回復目指す

リンガーハットは業績の本格回復を目指す。24年2月期が新型コロナ「5類」移行による人流回復なども後押しに売上が伸び、営業利益の黒字化を果たした中、今期(25年2月期)については「なんとしてでもコロナ前の水準までもっていく」(佐々野諸延社長)考えのもと、主力の長崎ちゃんぽん店「リンガーハット」およびとんかつ店「濵かつ」のブランド力強化などに力を注ぐ構えだ。

●「エスサワダ」が香港飲茶軸にした新業態

ミシュラン1つ星獲得店の「中国菜 エスサワダ」などを展開するセブンスイノベーション(大阪・南森町、澤田州平社長)は25日、フロアリニューアルする神奈川・横浜の商業施設「横浜モアーズ」9階に、プロの点心師と組んで香港飲茶をイメージした新業態「サワダ茶楼」をオープンする。

●3月も既存店は全面回復の様相

上場外食企業の24年3月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。集計対象のほぼ全てが前年同月実績を上回り、前月に続く全面回復の様相をみせた。前年同月となる23年の3月は13日から…