4月8日号の外食日報は

●マルシェは新中計携えて攻めの経営に移行

居酒屋「酔虎伝」「八剣伝」を中心に展開するマルシェが今期(25年3月期)からの新中期経営計画を策定した。収益構造改革の成果が表れつつあるタイミングを見計らい、新業態の積極的な開発と育成で顧客層を拡げる攻めの経営に移行して再成長を図る。

●新生活開始時期にランチなどの「時間延長」相次ぐ

ファストフードや焼肉のチェーンの一角で、時間限定のメニューの提供時間や食べ放題コースの制限時間を延長する取り組みが散見される。春休みが終わって新生活が本格的に始まり、人流が再び増えるタイミングを捉えた動きで、より顧客の利便性を高めることで集客の底上げを図る。

●アレフが「びっくりドンキー」でグランドメニューおよび価格を改定

アレフ(北海道・札幌)は10日、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」(「ポケットキッチン」除く)の332店舗でグランドメニューを改定する。併せて、食材価格高騰などを要因とする一部商品価格の値上げも実施する。