4月3日号の外食日報は

●ラーメン各社で「鶏白湯ラーメン」の投入相次ぐ

ラーメンチェーン各社で、鶏ガラなどを白濁するまで煮込んだスープを使った「鶏白湯ラーメン」の開発、投入が相次いでいる。濃厚な鶏の旨味やコクが楽しめる鶏白湯スープのラーメンによって既存客の継続来店や来店頻度向上、新規顧客の開拓などを狙う動きで、過去に販売した商品をブラッシュアップして投入するチェーンも見られるなど、各社の提案に熱が入っている。

●大戸屋HDが「大戸屋」で初のハラル認証取得

コロワイドグループで定食チェーン「大戸屋ごはん処」(以下「大戸屋」)を展開する大戸屋ホールディングス(HD)がこのほど、スナヤンシティ店などインドネシアの店舗(全8店舗)で、豚やアルコールを使用しないことなどイスラム教の教えに則った食事を提供する飲食店としてのハラル認証を取得した。「大戸屋」店舗のハラル認証取得は初となる。

●ゼットンが今シーズンのビアガーデン好スタート

ハワイアン・カフェ&ダイニング「アロハテーブル」などを展開するゼットンが今シーズンもビアガーデン事業に力を入れる。春夏は都心部のエキチカ商業施設などでのビアガーデンの運営を主な収益源の一つとしているなか、今年はアフターコロナ色が強まっていることが事業の追い風。全体に先行する形で3月にオープンしていた店舗が好調に推移する。