3月15日付の外食日報は

●注目高まる「台湾グルメ」の提案に熱

ファミリーレストランやカフェなどの外食チェーンで「台湾グルメ」にフォーカスしたメニューの提案が盛り上がっている。「台湾は海外旅行先としても料理の味としても人気」という声が多い中、各社が大々的なフェア企画や新商品の開発を実施。台湾グルメを切り口としたフェアは、海外旅行になかなか行けなかったコロナ下でも旅行気分を楽しめる企画として見られたが、アフターコロナとなった現在は現地外食チェーンとのコラボ商品を投入するなど、より大掛かりな動きも出てきている。

●ブロンコビリーがM&Aでとんかつ分野の育成加速

ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」を展開するブロンコビリーはこのほど、愛知県でとんかつ店「とんかつ かつ雅」を12店舗展開するレ・ヴァン(愛知・名古屋、大藤雅夫代表)をM&A(企業の合併・買収)で傘下に収めることを決めた。ブロンコビリーはとんかつをステーキ・ハンバーグに次ぐ有望分野とみて、これまで「とんかつ かつひろ」を同県内で3店舗手掛けてきた。今回のM&Aでとんかつ分野の育成に拍車をかける構えだ。

●五反田にフードホール「五反田食堂」がオープン

日本郵政グループの日本郵政不動産が東京・五反田で開発中の地上20階・地下3階建オフィス・商業複合施設「五反田JPビルディング」について、4月26日にグランドオープンとなることが固まった。併せてフードホールの概要も決まり、五反田エリア初出店などを含む11店舗が軒を連ねる。