3月14日付の外食日報は

●今年の花見商戦は「総力戦」で挑む

今年も春の花見シーズン向けの商品・サービス提案が賑わってきた。日本気象協会によれば19日にまず都内などで桜の開花と予想されており、花見に際しての食事需要が強く意識され始めている。外食業界からの提案は、テイクアウト主体の店による花見の現場向けの商品提案をはじめ、イートイン店舗でも関連のテイクアウト商品を企画。また外食ならではの取り組みとして、天候などに左右されず楽しめる、店内で「花見」をする趣向の取り組みなど、さまざま。色々な楽しみ方に対応した「総力戦」で花見関連需要を獲りにいく。

●「麻布台ヒルズ」内にフードマーケット開業

森ビルは13日、同社が運営する「麻布台ヒルズ ガーデンプラザC」の地下1階と1階に約1200坪のフードマーケット「麻布台ヒルズ マーケット」をオープンした。鮮魚や精肉、青果、惣菜、ベーカリー、スイーツ、リカーなどの小売店を中心に34の専門店が軒を連ねる中、5店舗がイートンスペースを用意し、「鮨さいとう」と東京・目黒の「鳥しき」の分店「鳥おか」の2店舗が隠れ家的に店を構える。19席とイートインの中で最も席数が多いヤザワミートの新業態「パーラー矢澤」は…

●ホットランドが酒場業態の出店を推進

たこ焼店「築地銀だこ」を展開するホットランドの子会社で「銀だこ」ブランドの酒場業態や「日本再生酒場」、「おでん屋たけし」などを手掛けるオールウェイズは、「銀だこハイボール酒場」の出店を積極化している。ショッピングセンター内などに展開する「築地銀だこ」とは利用シーンやニーズが異なる業態として、ビジネスマンなどを主要ターゲットに繁華街や路面立地での出店を推進。15日には「銀だこハイボール酒場」で広島県内初となる…