3月13日付の外食日報は

●鳥貴族HDは好調な「鳥貴族」の拡大に力注ぐ

税込360円均一の焼鳥居酒屋「鳥貴族」を中心に展開する鳥貴族ホールディングス(HD)は今期(24年7月期)での業績の再成長路線入りが鮮明になってきた。下期は積極出店やメニュー提案の強化などによる「鳥貴族」の収益および展開規模の拡大にさらに力を注ぐほか、来期以降の中期成長を見据えた海外展開の準備も進める。

●パートナーズDが「出汁しゃぶ」業態の育成進める

GYRO HOLDINGS(東京・新宿、根本寿一社長)の子会社で居酒屋業態などを展開するパートナーズダイニング(同、同)は、「出汁しゃぶ」が売りのしゃぶしゃぶ店「出汁しゃぶおばんざい おかか」(以下「おかか」)の育成を進めている。「パートナーズダイニングの中でも好調な業態」(同社)であることから、19日には東京・大手町の商業施設「大手町プレイス」にブランド4号店の「おかか東京」を新規オープンする。男性客よりも女性客の比率が高いブランドとなっており、今後も物件が見つかれば積極的に出店を検討していく構えだ。

●「MOM’S TOUCH」が渋谷に日本1号店オープン

韓国で1420店舗を展開し、主要ハンバーガーフランチャイズの店舗数第1位(2024年2月時点、同社調べ)のバーガー&チキンブランド「MOM’S TOUCH(マムズタッチ)」を運営するMom’s Touch&Co.(韓国・ソウル、キム・ドンジョンCEO)は4月16日、東京・渋谷に日本1号店「渋谷マムズタッチ」をオープンする。