3月8日付の外食日報は

●4月の新年度見据えた「新生活応援」企画相次ぐ

丼ものやカフェメニュー、焼肉などを提供する外食チェーンで、4月からの新年度を見据えたフェア企画の提案が活発化している。卒業や入社、異動などによる人の動きが多い時期に、消費者に新たな生活の地で自店の存在を知ってもらい、継続来店につなげることなどを企図した企画だ。栄養価の高い食事やお得感などさまざまな切り口による、各社の提案に力が入っている。

●「グラングリーン大阪」にまずは飲食10店舗オープン

三菱地所を代表とする9事業者がJR大阪駅前エリアで進めている「うめきたプロジェクト」の第2期地区開発事業でこのほど、目玉の商業施設の一部概要が固まった。施設名称は「グラングリーン大阪」で、9月6日に3エリアのうち2エリア(公園内施設・北館)が先行開業し、飲食10店舗を含む19店舗が先行オープンする。

●すかいらーくRが「藍屋」で北陸応援のフェア実施

すかいらーくホールディングス傘下のすかいらーくレストランツは7日から、関東圏を中心に39店舗を展開する和食レストラン「藍屋」で、北陸地域の食材に焦点を当てた「北陸応援 美味越の国フェア」を実施する。「食べて応援」を掲げ、きときと(新鮮)で魅力的なものが多い北陸の食材を食す流れをつくって地域復興の一助にしたいとして企画した。5月22日まで。