本場仕込みのイタリアンで繁盛店に
社員の幸福追求し売上20億円目指す
Uliveto 代表取締役 加藤 晃 氏
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【特集】
JIFAセミナー再録
訪日観光客をいかに呼び込むのか?●後編●
インバウンド対策のツボはここだ!!
外国人用コースで特別な価値体験
ドタキャンやお通しの課題解決も
昨年7月20日に一般社団法人日本フードビジネス国際化協会(JIFA)が都内で開催したセミナー「コロナ後の事業成功に導く 最新インバウンド対策」では、TakeMe取締役副社長COOの池本知矢さんがKUURAKU GROUP外食事業本部マネージャー兼インバウンド戦略チームの山本勇一さんとともに、口コミの重要性や外国人スタッフの重用など具体的なインバウンド対策を紹介した。
今回はその後編として、少しの工夫でクレーム減や単価アップにつながる取り組みについて紹介する(数値などはセミナー当時のもの)。
席料や事前決済で対策し
苦情とノーショーが減少
池本知矢(以下、池本) KUURAKUの都内6店舗だけで7000人程度のインバウンド客が来店するとなると、やはり問題も発生すると思いますが、それについて教えてください。
山本勇一(以下、山本) 先ほど池本さんが、インバウンドの戻り率はコロナ前と比べて60%程度と話していましたが、ありがたいことに当社は同比160%にまで達しています。その分「お通し」については非常にクレームが多いです。
外国人観光客は文化的にお通しに馴染みがないので、持って行くと「こんなの頼んでいない」となる。また、会計時にレシートを渡すと注文したものを1つずつ確認した上で、「金額が違うじゃないか」とクレームになることもありました。
そんなある日、代表の福原裕一が英国パブ「HUB」へ行った時に「カバーチャージ(席料)」というのを目にしたんです。「席料なら外国人観光客でも理解しやすいのではないか」と言われ、試しにお通しをカバーチャージと表記するようにしたところ、今でもクレームは多少ありますがだいぶ減りました。
あとは注文の仕方が極端なことも多いです。「メニューのここからここまでの焼き鳥を1本ずつ」と注文が入り、食べ終わった後に「もう1度ここからここまで欲しい」とか…
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★オープン
立呑み中華 起率礼/創作串揚げ つだ 虎ノ門ヒルズステーションタワー店など
連載
印束義則の繁盛店実況中継 86-1
福岡・長者原/《居酒屋 ○○家》
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