3月1日付の外食日報は

●フジオフードG本社は収益確保へ既存店の業績改善に取り組む

食堂業態「まいどおおきに食堂」など多ブランドを展開するフジオフードグループ本社は今期(24年12月期)、主力ブランドの強化およびブラッシュアップに注力する。新規出店も進める一方、「今年は新たなブランドや新規出店は最小限にし、既存店の改善に集中する」(藤尾英雄副社長)ことで業績の回復度合いを高めていく考えだ。

●ハイデイ日高が新たなラーメン専門店「らーめん日高」を立ち上げ

「熱烈中華食堂日高屋」(以下「日高屋」)が主力のハイデイ日高は2月29日、埼玉・川越に新業態のラーメン店「らーめん日高 エキア川越店」をオープンした。鶏ガラなどを白濁するまで煮込んだ鶏白湯スープをベースにしたラーメンがメインの専門店として開発した。「日高屋」がラーメンを軸に定食やつまみ、アルコールドリンクなども楽しめる大衆食堂に近い位置付けの業態である中…

●「大黒」の光フードサービスは600店舗体制目指す

名古屋市内を中心に、愛知・東京・仙台・広島の1都3県で立呑み業態「焼きとん大黒」(以下「大黒」)などを54店舗(23年11月末時点・以下、店舗数は特記なしは23年11月末時点)展開する光フードサービス(愛知・名古屋、大谷光徳社長)が24年2月28日、東京証券取引所グロース市場に新規上場した。初日は買い注文が殺到して値が付かず、上場2日目の同29日に…