2月29日付の外食日報は

●春に存在感強まるアボカドメニュー

ファストフードやファミリーレストランなどの春の商品戦略で、アボカドを採用したメニューの企画が目立ってきた。アボカドはヘルシーさもあって女性に人気の高い食材で、質の良い輸入ものは3月からが旬。外食でもこの時期に定番的に採り入れる傾向があるなか、今春向けは新たな味わいを追求するなど差別化に力が入っており、アボカドをフックにした顧客獲得競争が激しくなる公算がある。

●1月既存店売上は前月に続いて全対象企業が増収

上場外食企業・業態の24年1月既存店売上高がまとまった。前月に続き、集計対象の56社・業態(関連表は8面に掲載)の全てが前年同月実績を超えた。前年同月は、3年ぶりに行動制限のない正月も迎えて人流が回復。新型コロナ感染の「第8波」も中旬にピークアウトし、売上高はほぼ全面回復の様相となっていた。その分、今年の1月については…

●「フライングガーデン」14年ぶり新店オープンを決定

北関東を地盤に、俵型の〈爆弾ハンバーグ〉が看板メニューのファミリーレストラン「フライングガーデン」を58店舗(23年12月末時点)展開するフライングガーデンは、25年3月期の上期中(24年4~9月)の予定で「フライングガーデン」の新店舗を埼玉県さいたま市にオープンする。新規出店は10年にオープンした千葉県佐倉市の店舗以来、「14年ぶり」(同社)になるという。