2月8日付の外食日報は

●「産地応援」意識したフェアや商品の投入相次ぐ

外食企業で「産地応援」の趣旨を持たせた商品提案やフェア企画が広がっている。各地の名産品など特定の産地の食材に着目したフェアは、食材の認知拡大はもちろん、飲食店が提供するメニュー価値の向上にも寄与する切り口。シリーズ展開により、新規顧客の獲得や集客の底上げ効果を挙げている企業もみられる。

●「三田製麺所」は〈たまごかけ麺〉が過去最大級ヒット

エムピーキッチン(東京・恵比寿、村上竹彦代表)は、主力業態となる「つけ麺専門店 三田製麺所」(以下「三田製麺所」)のフードコート内店舗を除く国内全店(約30店舗)で販売している〈たまごかけ麺〉税込1000円が想定以上のヒット商品となっている。たまごかけごはんのまぜ麺版といった内容で、ユニークなルックスも注目されてソーシャルメディアを通じた話題性もあって売上が伸長。客層の広がりにも寄与している。

●「ゼッテリア」が2月下旬に東京・原宿に進出

ゼンショーホールディングス傘下でハンバーガーチェーン大手「ロッテリア」を展開するロッテリアが、「ロッテリア」の進化版とする新業態「ZETTERIA(ゼッテリア)」の育成を進めている。2月下旬には5号店として東京・原宿の竹下通りに新規出店する