焼肉店経営の経験活かしアプリ開発
店と利用者の有効な関係を築き直す
スマートフード 代表取締役CEO 大西 淳 氏
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【特集】
企業から個の集団による運営へ──
「風の時代」の飲食店経営とは?
西洋占星術によると、2020年12月頃、「地の時代」から「風の時代」に入った。端的にいうと地の時代は金銭や所有、縦社会が重要視された時代で、風の時代は体験や情報、横のつながりに重きを置く時代となり、約200年間続くという。
そんな中、日本の料理人界をリードする2人の有名シェフがタッグを組み、オンラインサロンのメンバーが運営する新たな飲食店が誕生した。従来の飲食店とは全く異なる発想で、横の繋がりから生まれた関係がベースになっている点が新しい。いったいどのような仕組みなのだろうか。
カリスマシェフ&サロン会員で
調理や食材提供からPRも行う
昨年10月5日、神奈川・横浜みなとみらいエリアの商業施設「LIVING TOWN みなとみらい」に、中東イタリアンレストラン「Trattoria Tabulé(トラットリア・タブレ)」がオープンした。
同店は、「La Brianza(ラ・ブリアンツァ)」(東京・六本木ヒルズ)をはじめとするミシュラン掲載店舗を複数店運営するオーナーシェフの奥野義幸さんと、米・ニューヨークのミシュラン12年連続3つ星獲得レストラン「Jean Georges(ジャン・ジョルジュ)」にて日本人初の副料理長を務め、現在は都内で紹介制レストラン「No Code(ノーコード)」のオーナーシェフを務める米澤文雄さんの2人がタッグを組んで立ち上げた新店で、新ジャンルの中東イタリアン料理を提供する。店の前に芝生を抱えた店内は白と木材を基調にモダンな空間に仕上げた。テラスは犬を連れての利用も可能だ。
奥野さんは、「クミン……
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