3月22日付の外食日報は

●鳥貴族 収益性改善を急ぐ

全品税抜298円均一の居酒屋「鳥貴族」を展開する鳥貴族は、収益性改善を急ぐ。売上高および利益の計画未達によって通期(19年7月期)の業績予想をこのほど下方修正し、17年9月に公表していた中期経営計画「うぬぼれチャレンジ1000」も取り下げるに至ったが、「収益性改善は急務であると考えており、中期経営目標として掲げていた営業利益(率)8%については引き続き経営目標として取り組んでいく」(大倉忠司社長)としている。

●EGGS’N THINGS JAPAN 新業態の2号店

パンケーキレストラン「Eggs’n Things」を国内展開するEGGS’N THINGS JAPANはこのほど、セルフカフェの新業態「Eggs’n Things Coffee」の2号店を千葉・柏のJR柏駅前にある商業施設「柏 髙島屋ステーションモール」内にオープンした。「Eggs’n Things」ブランドとして国内21店舗目となる。

●「出前館」のデリバリーサービス活用に勢い

人手不足にあって効率的に販路を広げる手段として外部のデリバリーサービスを活用する機運が高まるなか、夢の街創造委員会(大阪・大阪、中村利江社長)の飲食店宅配情報ポータルサイト大手「出前館」のデリバリーサービスを手がける外食企業が増加している。デリバリーサービス自体のプレーヤーはいくつか存在するが、「出前館」が提供するサービスは茨城や栃木など地方にも広がりはじめているだけに、全国的な外食チェーンでは多くの店舗をカバーできる点で有力な選択肢となっている現状がある。