3月20日付の外食日報は

●とんかつ市場への注目続く

外食各社でとんかつ・かつ丼業態の積極的な展開が続いている。老若男女幅広い客層や外国人観光客のニーズが見込め、家庭での揚げ物調理が敬遠されがちな社会環境なども追い風に、以前から成長市場とみている企業も多い。新業態の立ち上げやFCによる店舗拡大、新立地への進出など、19年に入ってからも各社で意欲的な動きが目立つ。

●串カツ田中HD ファミリーレストラン型タイプ店開発

串カツ田中ホールディングスは28日、「串カツ田中 前橋三俣店」(群馬・前橋)をオープンする。家族客の増加に対応した、「串カツ田中」初のファミリーレストラン(FR)型店舗。ロードサイド立地の本格攻略へのテスト店舗として検証を進める。同社は従来から「串カツ田中」の長期的な成長を期すうえで…

●道とん堀 鉄板焼き商品が税別280円均一の新業態

鉄板焼き業態「お好み焼道とん堀」を中心に展開する、道とん堀(東京・福生、稲場裕幸代表)は22日、お好み焼きの新業態「お好み焼き酒場 とり玉天国」を、支社がある東京・立川にオープンする。鶏肉をメイン食材に使用し、そのほかの食材や調味料の仕入れを「お好み焼道とん堀」と共同で行うことで原材料費を抑制。お好み焼きをはじめ一品料理までの鉄板焼きメニューを一律税別280円で提供する、コストパフォーマンスを追求した業態として育成する。