3月18日付の外食日報は

●郊外型カフェが相次ぎ台頭

郊外ロードサイドでカフェ業態が相次ぎ台頭している。コメダホールディングスの「コメダ珈琲店」が強い立地で競争が激化しつつある。駅前や繁華街でのセルフ型カフェを中心とした市場が安定成長期にあるなかで郊外に目が向きやすい構図はあるが、蓄積していたロードサイドのノウハウを新ジャンルに活用するなど、狙いはさまざま。各社の成長戦略に乗った業態展開として動向が注視される。

●海帆、外食店の事業に経営資源を集中

「なつかし処 昭和食堂」を中心に居酒屋を多業態展開する海帆は、15日開催の取締役会で、連結子会社で鮮魚の小売と卸売を手がける魚帆(愛知・名古屋)について、3月末付での事業休止と4月1日付での連結対象からの除外を決めた。これによる今期(19年3月期)の連結業績に与える影響は軽微としている。

●きちりHD 「メルカ」でユニークな花見企画

きちりホールディングスは、JR大阪駅ビルの商業施設「ルクア大阪」内で展開しているイタリアの食物販とレストランの複合業態「Merca-メルカ-」で18日から、イタリアの謝肉祭と日本の花見の融合を打ち出すイベント「夜のイタリアン花見」を実施する。実験的でユニークな試みを行うことで知られる同店が、新たな取り組みに乗り出す。