3月15日付の外食日報は

●まもなく開花 桜関連のメニューやサービスが拡大

桜の開花が近づいている。カフェやレストランでは春企画で桜をモチーフにしたメニューを提案する動きがあるほか、花見を体感できるサービスを提供する向きもみられる。暖かさも背景に一足早めに仕掛けている企画も多いなか、展開企業からは桜の季節が本番を迎えることで「売れ行きも、もう一花咲かせる場面がくる」という期待の声も聞かれ、これからの動向が見逃せないところだ。

●ハイデイ日高 生ビール40円割引時間を拡大

ハイデイ日高は20日から「日高屋」や「焼鳥日高」などの各ブランド(「とんかつ日高」除く)で、生ビールを通常の40円引きで提供する「生ビール祭り/オールタイム290円」を実施する。通常価格330円(税込・以下同)の〈キリン一番搾り(生・中ジョッキ)〉を290円としてお得感を打ち出す。昨年12月下旬から「日高屋」全店で導入したハッピーアワー企画が好評なことから、提供時間帯を拡大して実施する格好だ。

●スターゼン 「ローマイヤレストラン」銀座で復活

食肉卸大手のスターゼンが外食店の展開を再開する。22日、子会社のローマイヤによる「ローマイヤレストラン」を東京・銀座に出店するもの。ドイツ料理の枠にとらわれず、新たに「ローマイヤが展開を推し進めているローストビーフをメインとした料理と、おいしいドイツビールが看板」(スターゼンの寺師孝一代表取締役専務)の店として立ち上げ、30代からの若い層へのアプローチを進める。