12月11日付の外食日報は

●安楽亭は本格的に売上を獲りに行く態勢へ

焼肉レストランチェーン「安楽亭」をはじめとした肉業態を主に展開する安楽亭は今期(24年3月期)の下期、売上高の回復に本格的に取り組む。収益体質の強化が進んで本業のもうけを示す営業損益の改善は進むが、中長期での成長のためには売上の拡大が依然として課題となっている。「安楽亭」のブランド力向上策などを推進し、売上を獲りに行く構えだ。

●サガミHDがセルフそば業態の育成進める

東海地区を中心に麺類主体の和食ファミリーレストランチェーンを展開するサガミホールディングス(HD)が、セルフそば業態の育成を進めている。セルフ式にすることで運営コストを下げ、10割そばをリーズナブルに提供する狙いで展開。「長助」ブランドの括りで

●日本フードサービス協会が「ジェフ忘年会」開く

日本フードサービス協会(JF)の近藤正樹会長(日本KFCホールディングス顧問)は7日に都内で開催した「ジェフ忘年会」で、外食産業の現状や抱える課題、必要な対策などに触れ、店舗運営コストの高騰から外食各社が実施しているメニューの値上げについては「今後どこまで支持されるのかが重要な経営課題になっている」との見方を示した。