12月5日付の外食日報は

●定食など食事業態で1人鍋の需要高まる

寒さが厳しさを増す中、定食などの食事主体の外食チェーンで鍋メニューの需要が活性化している。業態特性上、1人で利用できる鍋を各社がそろえる中、提供方法を工夫した商品訴求なども展開。複数の商品を順次投入して需要の盛り上げを図る動きや、新商品によって販売増や集客につなげているチェーンも見られる。

●外食産業記者会選考「外食アワード2023」が決定

外食産業関連の専門紙誌で構成し、本紙も加盟する「外食産業記者会」は、外食業界で活躍した人を表彰する「外食アワード2023」(特別協賛・焼肉ビジネスフェア事務局/居酒屋JAPAN事務局)を決定し、5氏を選出した。また、外食産業記者会創立25周年の記念事業として20回目を迎える今回は「外食アワード20周年特別賞」も設け、2氏を選出した。

●ピエトロはレストラン事業で高付加価値化などに注力

パスタを中心にしたレストランを展開するレストラン事業と、サラダ向けのドレッシングやパスタソースなどの製造・販売を手掛ける食品事業を収益の柱とするピエトロは今期(24年3月期)業績の黒字転換へ、下期もレストラン事業における高付加価値提案など、収益拡大策に力を入れる。