12月1日付の外食日報は

●麺類チェーンで冬の温かい麺の提案に熱

冬本番を間近に控え、麺類チェーンにおける冬メニューの提案が本格化している。寒さが厳しくなる冬は、例年温かい麺類の需要が高まる時期。とろみのある熱々のスープを使ったメニューなどが好スタートを切っている事例も見られる中、今年も多くの麺類チェーンで冬の需要獲得への動きが熱を帯びてきた。

●吉野家が「かるびのとりこ」2号店を立ち上げ

牛丼チェーン「吉野家」が主力の吉野家は12月1日、牛かるび丼とスンドゥブの専門店「かるびのとりこ」の2号店となる春日部店を埼玉県春日部市にオープンした。「吉野家」で培った知見を活かしつつ、異なる特徴を持った業態として育成を図っている「かるびのとりこ」で約9カ月ぶりの新店となる。

●「サブウェイ」が各地で「再上陸」の動き

米国発サンドイッチチェーン「サブウェイ」が日本市場で改めて攻勢をかけている。体制刷新から展開規模を大きく減らしてきた時期があったが、近年は店舗網整理が一巡しており、改めて拡大を志向する段階として日本でのFC店舗展開を担う日本サブウェイが出店に力を入れ始めている。一度撤退したエリアも再び出店のターゲットに、12月には京都府、長崎県に相次ぎ再進出する。