11月30日付の外食日報は

●王将フードサービスは「高成長への好循環」回す

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、今期(24年3月期)の下期も「経営の軸をぶらさず、これまで以上に人的資本と設備への投資を積極化して好循環を生み出す」(渡邊直人社長)ことで、高成長の持続につなげる。

●10月既存店売上高 復調の勢いやや落ち着く

上場外食企業・業態の23年10月既存店売上高がまとまった。集計対象の56社・業態(関連表は8面に掲載)のうち96%に当たる54社が前年同月売上を上回った。前月までは3カ月連続で全ての対象社が前年同月超えとしていただけに、全般復調の勢いはやや落ち着いた形だ。

●「冬のチョコスイーツ」で需要喚起を

カフェやファストフードを中心とした外食チェーンで、チョコレートを使用したフェアメニューなどの提案が盛んだ。冬に需要の高まりがみられるチョコレートを使ったスイーツやドリンクを各社が投入。チョコレートソースにスイーツをつけて楽しむメニューなど、食べ方提案を交えた訴求で需要底上げを図るチェーンも見られる。