11月9日付の外食日報は

●冬場の「ご馳走」「贅沢」ニーズに鑑みた商品を各社が投入

焼肉やうどん、丼などを主体とするチェーン店で「ご馳走」や「贅沢」をキーワードにした商品提案が盛り上がっている。蟹などの高級・高価値食材が旬を迎え、年末に向けて「プチ贅沢」や「ちょっといいものを食べたい」といった需要の台頭も見られる冬は、例年こうしたニーズに鑑みた商品提案が熱を帯びる時期。需要の獲得に向けて、今年も高級食材を活用したメニューや昨冬好評を博した商品のアレンジ版などの投入が活発化している。

●ワイエスフードがデリバリーから東京都内展開を再開

「筑豊ラーメン山小屋」などのラーメン業態をFC主体に展開するワイエスフードが、東京都内再進出へ動き始めた。8日、フードデリバリー関連ベンチャーのバーチャルキッチンと事業提携で合意。バーチャルキッチンが東京とデリバリーサービス「THE KiTCHENS(ザ・キッチンズ)への「筑豊ラーメン山小屋」での参加を決めた。

●「資さんうどん」が長崎進出で九州全県を網羅へ

うどんチェーン「資さんうどん」を展開する資さん(福岡・北九州、佐藤崇史社長)は12月19日に同業態の66店舗目で長崎県初出店となる「資さんうどん長崎平間店」(長崎・平間)を立ち上げる。同店のオープンをもって、九州全県展開を達成する。