10月30日付の外食日報は

●ジェイグループHDは収益性向上へ既存店の磨き込みに集中

居酒屋「芋蔵」などを展開する飲食事業を主力に不動産事業も手掛けるジェイグループホールディングスは、飲食事業の既存店強化に注力する。増収増益を確保した今期(24年2月期)の上期と同様、下期も新規の出店はせずに既存店の磨き込みに集中して収益性向上を図る方針の下、店舗ポートフォリオの見直しや新たな主力業態へのリニューアルなども引き続き進める構えだ。

●一蘭が海外での事業展開を改めて推進

天然とんこつラーメン専門店の「一蘭」を展開する一蘭(福岡・博多、吉冨学社長)が11月1日、香港の旺角(モンコック)に「一蘭 香港モンコック店」をオープンする。中旬にはタイで期間限定店舗を出す予定もあり、海外での出店および出店余地拡大への動きを改めて推進している。

●松屋フーズHDがベトナムの大学と就業体験の協定を

牛めし・カレー・定食チェーン「松屋」などを展開する松屋フーズホールディングス(HD)が25日、ベトナムの国立ダナン外国語大学とインターンシップ(社会に出る前の就業体験)に関する協定を結んだ。同社では外国人人材の積極的な活用の一環でかねてからベトナムの出身者も多く採用しており…