10月20日付の外食日報は

●ハイデイ日高が店舗展開で新方針

ラーメン・中華の「日高屋」を主力に直営444店舗(23年9月末時点、以下同)を展開するハイデイ日高は、関東でのドミナント出店を強化する。東京(203店舗)・埼玉(109店)・神奈川(71店)・千葉(54店)の1都3県に集中する形で出店を進めてきた中、北関東の各県などにもターゲットを広げて店舗網を拡大していく意向だ。

●「吉野家」が〈牛すき鍋膳〉10年累計1億食超目指す

吉野家ホールディングス傘下の吉野家は19日から牛丼チェーン「吉野家」(1217店舗・23年8月末時点)で、冬の定番となっている牛すきメニューの販売を始める。今シーズンは、看板商品の〈牛すき鍋膳〉(並盛は787円・以下含め全て税込)と、〈牛すき丼〉644円をラインナップする。

●バルニバービが蕎麦業態にチャレンジ

カフェやレストランを中心に多業態を展開するバルニバービが19日、東京・北青山に十割蕎麦(そば)が看板の新業態「十割蕎麦 否否三杯(イヤイヤサンバイ)」を立ち上げた。もともと和食居酒屋として運営していた「否否三杯」を、蕎麦を中心にしたブランドにリニューアルしたもの。同社が蕎麦を看板にした業態を手掛けるのは初となる。