10月18日付の外食日報は

●ドトール・日レスHDは客数回復への施策を継続

ドトール・日レスホールディングスは、客数底上げのための施策に引き続き取り組む。今上期は経営環境改善や客単価上昇もあって売上高がコロナ前の20年2月期を上回るなど「売上高の拡大、回復傾向がはっきりと表れている」(星野正則社長)状況下、コスト管理とともに一層の売上回復に向けた施策を講じる構えだ。

●梅の花が焼肉参入業態でリブランディング実施

「梅の花」ブランドの和食業態や居酒屋「さくら水産」などを展開する梅の花が、焼肉参入業態として2年目の「和種焼肉 KUROTOAKA」(東京・赤坂)でこのほどリブランディングを実施した。ブランド名を「和牛焼肉 赤と黒」とし、メニュー構成も変えるなど全面的にリニューアル。コロナ影響が後退して盛り上がっている外食需要の本格的な取り込みを狙う。

●KKDJ、「KKD」で定番のドーナツ10品を改良へ

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンはドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ(KKD)」で11月1日、グランドメニューのドーナツの大半でブラッシュアップをかける。おいしさの向上を念頭に香りやコクなどを強める方向。ブラッシュアップをかけた商品については、原材料価格の高騰などの外部要因も踏まえ、値上げした形で販売する。