3月5日付の外食日報は

●フジオFS 好調ブランドの育成加速

フジオフードシステムは、定食「さち福や」や天ぷら「えびのや」、とんかつ「かつ満」といった好調ブランドの育成を加速する。併せて、主力業態である「まいどおおきに食堂」と串揚げビュッフェ「串家物語」の既存店強化などにも取り組むことで業績成長を目指す。

●ジェイグループHD 3つの新業態を一斉オープン

ジェイグループホールディングスはこのほど、愛知・豊田に3つの新業態を一斉に立ち上げた。豊田市駅近くで展開している飲食ビル「G.SEVEN’s TOYOTA」をリニューアルしたもので、好調な女性向け業態展開のノウハウを活かしたバルや、牛タンを前面に押し出した酒場、焼肉業態で新ブランドを投入。よりニーズをとらえた業態を起爆剤に集客力向上を目指す。

●吉野家 約28年ぶりに牛丼のサイズ拡充

吉野家ホールディングス傘下の吉野家は7日、「吉野家」で〈牛丼〉の定番サイズ展開を改変する。新たに最も量が多くなる〈牛丼 超特盛〉780円(税込・以下同)と、最も量が少なくなる〈牛丼 小盛〉360円を投入し、6種類にサイズバリエーションを拡大する。今年に創業120周年を迎えることを記念した取り組みの一環。「より利用される店を目指すもの」(吉野家)とする。ほかに早朝からの「吉野家の朝ごはん」で新シリーズを設ける。鯖みそメニューも限定で復活させる。