9月29日付の外食日報は

●バルニバービは地方創生の事業で着実成長を志向

カフェ・レストランを多業態運営するバルニバービは、このほど中期経営計画を見直した。基幹のレストラン事業は当初計画以上のペースでの成長を目指す半面、同事業のノウハウを生かした新事業として食を通じた地方創再生を図るエステートビルドアップ事業(EB事業)は、急拡大路線を改め、より長期的な視点で緩やかに成果を積み上げる流れを目指す。

●8月既存店売上高も引き続き集計対象社全てが前年超え

上場外食企業・業態の23年8月既存店売上がまとまった。集計対象の56社・業態(関連表は8面に掲載)の全てが前年同月比プラスという、前月と同様の構図となった。2ケタ増収が全体の9割弱に及び、全般的な売上回復の流れがより鮮明化した格好だ。

●「から好し」が〈親子丼〉値下げで「値ごろ感」強調

すかいらーくホールディングス傘下のすかいらーくレストランツは、から揚げ店「から好し」で親子丼のメニューを強化する。28日から、グランドメニューの〈親子丼〉590円(税込・以下同)を450円に値下げするとともに、親子丼の新たなバリエーションメニュー5品を投入してラインナップを拡充する。