2月28日付の外食日報は

●サガミHD 「味の民芸」郊外出店再開

サガミホールディングスは、グループの味の民芸フードサービスが展開する手延べうどんの和食ファミリーレストラン「味の民芸」で、3月1日と同14日に2店舗をオープンする。メイン形態となる郊外型の大型店として久しぶりの出店を行うもの。グループの中期経営計画で掲げる戦略の一つ「主力業態の出店加速」の一環。将来成長に向けた収益基盤の強化を図る。

ハンバーガーのボリューム訴求が盛んに

ハンバーガーチェーンでボリューム訴求の動きが盛んだ。日本マクドナルドが「マクドナルド」のディナー時間帯で好評の企画を昼にも拡大して実施するほか、ロッテリアの「ロッテリア」も看板メニューのアレンジ提案によって幅広い顧客ニーズへの対応を強化する狙い。

●1月既存店 売上プラス成長の企業は全体の4割

株式公開している外食関連企業の19年1月既存店売上高(56社・業態)がまとまった(関連表8面掲載)。前年を上回った企業は全体の43%に当たる24社だった。業種別でどのジャンルが突出して好不調の傾向が出たという点はうかがえず、いずれの業態も基本的にプラス・マイナスまちまちの様相を示した。前年同月と比べて気温が高めで降雪の日も少なかった点は客数に追い風とみられたが、マイナス成長となった企業・業態には客数の伸び悩みが響いた向きが多い。これについて…