8月24日付の外食日報は

●SANKO MFは飲食・水産の両軸経営で本格回復へ

大衆酒場の「アカマル屋」ブランド業態などを展開するSANKO MARKETING FOODSは、コロナ下で進めてきた事業構造改革について「ほぼ完了した」(長澤成博社長)とする。今期(24年6月期)は飲食事業と水産事業の両軸経営を推進しながら業績の本格回復を果たす構えだ。

●ドリームフーズがちゃんぽん業態に次ぐ新たな柱育成へ

近江ちゃんぽん専門店「ちゃんぽん亭総本家」が主力のドリームフーズ(滋賀・彦根、山本英柱社長)は24日、大阪・本町の肉そば店「肉そばニューヨーク」をリニューアルオープンする。打ちたてでゆでたての十割そばが売りの店にリニューアルし、「ちゃんぽん亭総本家」に次ぐ新たな柱の育成を目指す。

●スープストックTが未利用魚のメニュー提供を本格化

スープレストラン「スープストックトーキョー」を展開するスープストックトーキョー(東京・中目黒、松尾真継社長)が、店舗を通じたフードロス削減の取り組みをスケールアップする。東京、神奈川で展開しているファミリーレストラン(FR)の「100本のスプーン」(5店舗)の一部で実施している未利用魚メニュー提供について、10月から全店規模に拡げる。