8月23日付の外食日報は

●FF・FR各社のお盆売上は総じてプラスに

お盆休み期間(8月11~16日)のファストフード(FF)、ファミリーレストラン(FR)各社の売上概況は、総じて前年を上回る推移となった。15日に近畿地方に上陸した台風7号によるマイナス影響はあったものの、新型コロナの「5類」移行による人流回復や人手の増加に伴い、集客が活性化。昨夏以降に実施した価格改定による客単価の押し上げ効果がみられたチェーンもあり、全体として堅調な売上、集客状況の企業が目立った。

●アークランドSHDが「からやま」で丼メニュー再投入

とんかつ専門店「かつや」を主力にグループで多業態を展開するアークランドサービスホールディングスは25日、子会社エバーアクションが手掛けるからあげ定食専門店「からやま」の国内店舗(126店舗・22年12月時点)で新たなグランドメニュー3品を投入する。丼ぶり商品として〈甘辛温玉からあげ丼〉〈からやま焼きの親子丼〉各649円(税込・以下同)と、定食の〈甘辛温玉つけから定食〉869円をラインナップ。丼ものは…

●力の源HDが麺の端材を原料にクラフトビール開発

ラーメン店「一風堂」を中心に国内外275店舗(6月末時点)を展開する力の源ホールディングス(HD)はこのほど、クラフトビールを初めて開発した。廃棄間近の食品を活かしたサステナブル(持続可能)なクラフトビールの製造販売・プロデュースを手掛ける…