8月14日付の外食日報は

●ロイヤルHDは既存ブランド強化と新事業創造に拍車

ロイヤルホールディングス(HD)は今期(23年12月期)、「『再生・変革』から『成長』へ」を掲げる中期経営計画の2年目として順調で、当初想定よりも「再生」が鮮明化している。外食事業でファミリーレストラン「ロイヤルホスト」をはじめとした既存ブランドの強化に加え、成長への種まきとしての新事業創造の動きを進めており、下期は取り組みに拍車を掛ける。

●養老乃瀧・谷酒匡俊取締役インタビュー第4回

養老乃瀧は、首都圏を中心に大阪などにも展開する大衆酒場「一軒め酒場」(2023年8月7日時点46店舗)について、再び店舗数の拡大に乗り出す。コロナ禍で営業ができず、家賃負担が重くのしかかる中で閉店を余儀なくされた店もあったが、今年は4月に3店舗をオープン(リニューアル1店舗含む)。6月には四国に1店舗(愛媛県の松山市駅前店)、7月には大阪府の上本町ハイハイタウン店と神奈川県の大船店の2店舗をオープンするなど順次出店を進めている。

●外食に追い風、中国政府が日本への団体旅行解禁

中国政府が10日、日本への団体旅行を解禁した。インバウンド(訪日時外国人旅行)の大口需要が本格的に戻ることは外食産業に追い風。外国人人気の高い業態をはじめ、幅広く集客が底上げされる公算が大きい。中国の文化観光省が同日付で、海外向け団体観光事業を運営する旅行会社に…