8月9日付の外食日報は

●グローバルDはインバウンド獲得や人材育成を推進

和食店「権八」やイタリアンの「カフェ ラ・ボエム」などを国内外合計45店舗(23年6月末時点)展開するグローバルダイニングは、業績の本格回復を目指す。インバウンド(訪日外国人旅行)の需要回復や人流回復も追い風に今期(23年12月期)の連結業績予想をこのほど上方修正(本紙7月28日付掲載)し、下期は上期以上の収益の積み増しを見込む。売上高は実現すれば9期ぶりの100億円台復帰となる109億8300万円(前期比14.9%増)の計画で、営業利益は1999年の株式上場後の連結ベースで6番目に大きい5億6900万円(前期比153.6%増/上場後最高の営業利益は1999年12月期の10億5800万円)を見込んでいる。

●養老乃瀧・谷酒匡俊取締役インタビュー第2回

養老乃瀧が大衆酒場「一軒め酒場」の新モデル店舗で導入した冊子型のメニューは、「おいしさ」を追求する商品開発の取り組みや、各メニューのこだわり、特徴などを記載したもの。従来タイプのメニュー表は商品名と価格を記したほぼ文字だけのものだったが、冊子型では多くのメニューを写真とともに紹介して来店客により伝わりやすい内容としている。冊子型メニュー導入の経緯について、ブランドの生みの親である谷酒匡俊取締役は…

●ロイヤルグループが店舗休業日を新規設定

ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービスは、主力業態の「ロイヤルホスト」の全222店舗の91%にあたる203店舗で、23年9月から隔月で店舗休業日を設定する。店舗スタッフと店舗がリフレッシュすることで…