8月4日付の外食日報は

●ハチバンはDX加速などで収益成長余地拡げる

北陸地方を地盤にラーメンチェーン「8番らーめん」(約110店舗)を展開するハチバンは、本格的な業績再拡大へ今期(24年3月期)、収益成長余地の拡大に努める。同業態における配膳ロボット活用をはじめとするDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速し、収益力を向上。居酒屋部門では新業態を通じて専門居酒屋のノウハウ獲得を進める。海外での事業展開も推進する。

●ロイヤルHDがカフェ「コスタコーヒー」を全国展開へ

ロイヤルホールディングス(HD)と大手商社の双日が今年1月に設立した合弁事業会社の双日ロイヤルカフェ(東京・渋谷、西尾真理子社長/出資比率は双日60%、ロイヤルHD40%)は、世界45ヵ国で展開するイギリス・ロンドン発祥のカフェブランド「コスタコーヒー」の店舗展開を始める。全国展開へ向けた1号店として8月4日に「コスタコーヒー CIRCLES 渋谷店」(東京・渋谷)をオープンするのを皮切りに…

●ヴィアHDが「紅とん」で顧客層拡大狙った新店を

「やきとりの扇屋」など「扇屋」ブランドの炭火焼鳥居酒屋を中心に、「パステル」ブランドのカフェやイタリアンなども手掛けるなどグループで多業態を展開するヴィア・ホールディングスは4日、炭火焼きの焼きとんが看板の居酒屋「日本橋 紅とん」(以下、「紅とん」)の新店舗「紅とん吉祥寺南口店」(東京・吉祥寺)をグランドオープンする。顧客層の拡大を狙って新趣向を盛り込んだ店舗となり、和豚の串焼き店としてこれまでもつ串を主力商品とするなか、新たにもつ串に並ぶ柱づくりとして、低温加熱調理を施した「肉刺し」を導入する。