1月29日付の外食日報は

●幸楽苑HD 店舗の利便性・体験価値向上に注力

ラーメン「幸楽苑」を展開する幸楽苑ホールディングス(新井田昇社長)は、店舗の利便性向上および体験価値の向上に取り組む。その一環として、29日からは「幸楽苑」全517店舗で、楽天(三木谷浩史会長兼社長)の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入する。「幸楽苑」の共通ポイントサービス導入は初で、利便性向上や集客へのプラス効果を見込む。

●セブン&アイ・FS カフェで新業態

セブン&アイ・フードシステムズはこのほど、カフェの新業態「麹町珈琲」を千葉・流山に立ち上げた。つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅直結の立地で新規に開業した「ホテル ルミエール グランデ 流山おおたかの森」内での出店。同社のカフェとしては、商業施設やホテルで展開する「白ヤギ珈琲店」(6店舗)に次ぐブランドとなり、「よりカフェらしさを打ち出した」(同社)としている。

●コロワイドMD アトムの「ステーキ宮」アレンジした新業態(下)

コロワイドMDが28日に東京・羽田の羽田空港第1旅客ターミナルビル2階にオープンした「カフェ&ビヤレストラン 宮 羽田空港店」では、メインのステーキのほかに、ハンバーグやサンドイッチ、アルコールメニューとの相性を意識したつまみ類などをラインナップしている。同じコロワイドグループのアトムが展開する「ステーキ宮」のコンセプトを取り入れながらコロワイドMDが開発した新業態で、グループ全体でみても店舗数の少ない空港立地の開拓や、業態ポートフォリオの拡充による今後の成長余地拡大につなげたい考えだ。