●2024年の主な出来事
需要の回復基調続くもコスト高などの課題色濃く
2024年は、23年からの外食需要の回復基調が続く一方で、コスト高や人手不足などの課題が外食各社の経営に色濃く影響を与えた1年となった。
外食需要は、23年5月の新型コロナ「5類」移行から1年が経過…
●大型案件も目立ちM&Aが活発に
2024年は引き続きM&A(企業の合併・買収)が外食企業の成長戦略として注目され、特に上場企業など大手が買い手となった数百億円規模になるものなど大型の案件が目立った。
●新業態開発や新たな業態ジャンルへの参入相次ぐ
24年は、大手による新業態の開発や、それによる新たなジャンルの業態に参入する動きも多かった。各社が新たな成長の柱の育成や、幅広いニーズへの対応などを念頭に開発、育成に取り組んでいる。