6月16日付の外食日報は

●外食復調へ首都圏で注目施設が改めて立ち上がる

首都圏で今週以降、注目の商業施設の開業やリニューアルオープンが相次ぐ。もともと今春の予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して先送っていた案件で、夏商戦には間に合った形だ。施設側の事情を踏まえてオープンを控えていた飲食店も新業態などが改めて立ち上がる。外食の復調へ環境が整いつつある。

●物語コーポ、加藤央之副社長が新社長に

物語コーポレーションは15日の取締役会で新経営体制への移行を決めた。代表取締役人事として、9月24日付で加藤央之(かとう・ひさゆき)副社長執行役員が代表取締役社長に就く。同日の株主総会を経て正式決定する。

●リンガーハットがロードサイド向けグランドメニュー

リンガーハットは長崎ちゃんぽん店「リンガーハット」で新たなグランドメニューの展開を始める。22日から愛知県・大阪府・兵庫県のロードサイド立地にある18店舗限定で、主にファミリー層などの利用を意識したメニュー改定を実施。新型コロナウイルスの影響により、外食チェーンのテイクアウト売上が伸びるなど消費者意識の変化も見られる中、改定によってイートイン、テイクアウトを含めた全体の需要底上げにつなげる狙いだ。